Netflix などの動画配信サービスのおかげで、いつでも好きなところで映画を楽しめるようになりました。
動画配信サービスのオリジナルのドラマや映画もありますよね。
映像で見るということは分かりやすいですが時代背景などを知っているともっと作品を楽しめます。
長さなど日本と単位が違うものは(私の場合)イメージが湧かないんですよね。
ちょっとした知識があるだけで、もっと映画が楽しめる!というものをまとめてみました。
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マイル、ヤード、フィート、インチ
「自宅から100メートル離れたところにコンビニがある。」
「駅から1km。」
こう言われたら頭の中で何となく場所の位置がイメージできますよね。
普段使っている単位なので「おっ、近いね。」とか「歩いて何分ぐらい。」とか想像ができるのです。
先日 Apple TV+ で『グレイハウンド』を見ていました。
トム・ハンクス主演の戦争ドラマです。
トム・ハンクスが乗る駆逐艦が姿の見えない潜水艦をソナーを使って追います。
敵との距離が縮まっていく緊張感が高まるシーンです。
「range 1,100 yards」
「1,000 yards」
「900 yards」
「800 yards」
「700 yards」
数字が小さくなっているので近づいていることは分かります。
手に汗握るはずのシーンで「それってどれぐらいの距離?」と考えてしまいました。
- 1マイル = 約1.6キロメートル
- 1ヤード = 約0.9メートル
- 1フット = 約0.3メートル
- 1インチ = 約2.5センチメートル
Google で検索すればすぐに計算が出ます。
でも映画を見ている時は張り詰めた緊張感を楽しみたいですよね。
大体これぐらい、を覚えているといいですね。
地理、地域
アクション作品などは特に、映画の登場人物が世界中を飛び回ります。
アクション大作ではなくても都市名、地域名が出てくることもあります。
例えば映画の登場人物が東京と北海道で遠距離恋愛をしているとします。
東京と北海道の位置などを映画の中で細かく説明されなくても離れていることがわかります。
東京や北海道の地域の気候や一般的な特色が思い付くでしょう。
洋画を見ていて、都市名を聞いてもどのあたりなのか見当もつかないことがあります。
役者さんたちが演じる登場人物の性格や方言なども、国や地域の知識があるだけでより登場人物に共感したりできるのかなと思います。
私は国際ニュースを聞いている時、知らない国や都市名が出てきたら(毎回ではないですが)Googleマップで調べたりしています。
ニュースは同じ問題の記事がしばらく続くので何度か都市名を聞いているうちに自然に覚えますよ。
歴史、宗教
どの国でも歴史はあります。
多かれ少なかれ宗教の影響があります。
ある人物の半生を描く映画は主人公がどのような環境の中で何に影響を受けてきたのかを映画の中で描いてくれます。
それでも映画の時間では、すべてのことを事細かく説明するのは難しいですよね。
映画の中に映し出される情景や、俳優さんの演技が伝えようとしていることをよりよく理解するためにはその国の歴史的背景の知識が役立ちます。
様々な映画やドラマを見て歴史や出来事を知ることができます。
知識を広げる、深めていくには、やはり、読書かなと個人的には思います。
映画では映像で表すことを、本は言葉を読んでいくので「流して見る」となりません。
私は映画やドラマも好きですが、心に深く残る本が映画よりも多い理由は理解度なのかもしれません。
「どんな本を読めばいいのか分からない」場合は純粋に気になった本から始めてみてはどうですか?
本を読む習慣ができると連鎖的に読みたい本がどんどん出てきますよ。
まとめ
映画は短い時間の中に物語を凝縮しています。
簡潔で分かりやすく、迫力のある音楽や映像はインパクトが強いのでエンターテイメントとして楽しめます。
自分の知識を少しずつ増やして蓄積していくと、見る映画に深みが出てさらに面白くなります。
英語学習をしているあなたなら、言葉から登場人物の感情が分かることもあるでしょう。
英語学習は「言語」を学んでいるだけではありません。
気がつけば英語学習から広がり、新しく興味を持ったこともあると思いますよ。
楽しい英語学習を。