例えばこんな経験ありませんか?
◎英会話レッスン中、
「What do you think about climate change? 」
(気候変動をどう思いますか?)
「Do you think robots will take our jobs in the future? 」
(ロボットは将来私たちの仕事を奪うと思いますか?)
・
・
・
「えっ、えっとぉ・・・。」
「I think・・・(汗)」
「・・・・・・。」
◎レッスン終了後、
はぁ、今日の英会話レッスンもしゃべれなかったなぁ。
やっぱり英語の才能ないわ。
英語できないし。
ちょ、ちょっと待って!
それは違います。
英語学習をしていると、自分の意見を伝える機会が増えます。
英語ができない、話せない、ではなくてその話題を日本語でもしたことがない!のでは?
そうです。
英語が話せないのではありません。
その話題をただ考えたことがないのかもしれません。
日本語でその話題を話せますか?
英語が思うように話せなかった時の話題は何の話でしたか?
その話題は今までに誰かと日本語で話し合ったことがありますか?
誰にでも答えに困る話題ってあります。
- 苦手な分野
- 話したくない話題
- 興味もない話
- ニュースなどでは聞くけどよく考えたことがない
英会話レッスンでの話題としてよく聞くものは以下のようなものでしょうか。
- 時事問題
- 環境問題
- 社会問題
- 世界的に有名な人、モノ
- 映画、ドラマ
- 世界のビックリ話
- 健康、生活
答えに詰まってしまうとき、
英語が話せないではなくて「答えに困っていただけ」ではないですか?
まず日本語で考えてみる
答えられなかった質問とその意見を一度日本語で考えてみます。
日本語で簡単な箇条書きにすると考えがまとまります。
英語での会話が目的です。
難しく考える必要はまったくないです。
「ちゃんとした答え」を言おうとして考え過ぎてしまうことがあります。
普段、会社の同僚に話す感じで OK ですよ。
「あなたの思ったこと」でいいのです。
例えばこんな感じです。
【気候変動について】
- そー言えば最近、大型台風多いよね
- ニュースで洪水の映像を見る
- 記録的猛暑とか大雨って聞いた
【ロボット、AI について】
- スマホの音声アシスタント使ってる!
- お掃除ロボット欲しいな
- 車の自動運転は興味あるな
相手に意見を聞いてみるのもアリ
英会話レッスンは回答によって点数をつけられるものではありません。
相手に意見を聞いてみるのもいいですよね。
会話の流れから知らない話題や初めて聞いたことなどなど、いろいろ出てきます。
知らないことに口をつぐむのではなくて、相手に聞いてみます。
相手に答えてもらえば「なるほど、そう言えるのか」と表現を知ることができます。
知らない話題に対しても会話を続けていくことができます。
次の機会には何を話したらいいかなんてもう迷いません。
聞いた表現を次回に真似をして言ってみるのも英語の練習になります。
興味を持ってみる
興味を持ってみるとどんどん広がりがでてきます。
あれは?これは?と、考えが出てきます。
興味を持って取り組んだことは、ただの暗記よりも覚えているものです。
気候変動の話が出たとき思いついたこと、
そして「それって何て言うの?」と思ったら Google さんに聞いてみましょう!
インターネットは便利ですね。
気候変動に関連する言葉
- 気候変動
climate change - 異常気象
extreme weather - 地球温暖化
global warming - 熱中症
heat stroke
ロボットに関連する言葉
- 人工知能
AI( artificial intelligence ) - ヒト型ロボット
humanoid robot - 自動運転車
autonomous vehicle - 人口減少
shrinking population
まとめ
環境問題、経済、国際問題など時事問題は難しく考えすぎてしまいます。
英語が話せないと感じていたことは、ただ意見が出てこなかっただけかもしれません。
英会話レッスンが終わった後にどの話題で戸惑ったのか振り返ってみます。
日本語でも話題にしたことがないものは、思ったことを一度整理してみます。
答えが浮かんでこないこと、初めて聞いたことなどは講師に意見を聞いちゃいましょう。
興味がない話題もでてくるかもしれません。
身近なものでない場合は特にそうです。
でも意外に実際には遠くで起きていることではなくて、自分もすでに体験していることかもしれません。
「理想的な答え」を探すより率直な自分の気持ちを表現したほうが断然ラクです。
あなたの意見を伝えるのに「間違った回答」なんてないのです。
あなたの感じたことを伝えます。
そう、あなたは「英語が話せない」ではありません。
話さなかっただけです。
