TOEIC のテスト中、
聞き逃しちゃいけない!と耳を澄ましていると思います。
それなのに、
「何を問われているんだっけ?」と思うことってありませんか?
英語の文章を読んでいても意味が頭に入ってこないことってありませんか?
TOEIC のスコアを上げたい!と、力が入り過ぎてしまうこともありますよね。
ガチガチになってしまった頭には、英語は入ってきませんよね。
深呼吸をして、リラックスします。
ぜ~んぶ聞き取ろうとしてもだめです。
集中して聞くところ、
読むポイントを確認してみましょう。
リスニングは最初が大切
聞こえてくる英語の会話が自然に頭の中に入ってきて理解できたらいいですよね。
英語を聞くとき、最初の部分を意識して聞いてみてください。
TOEIC リスニングセクションでは文章や会話、ナレーションなどを聞いて問題に答えます。
問題用紙には印刷されていないので耳だけが頼りです。
疑問文
最初の部分を聞き取ると、何を答えればいいのか分かることがあります。
Where ~ ?
When ~ ?
Which ~ ?
Who ~ ?
How ~ ?
Would ~ ?
Will ~ ?
Could ~ ?
Can ~ ?
Did ~ ?
Do ~ ?
Have ~ ?
Is ~ ?
問われていることは
過去なのか?
現在のことなのか?
未来のことに対してなのか?
これらも分かります。
例題)
Where did you get this sofa?
(A) At a new store near my house.
(B) Five days ago.
(C) No, I didn’t clean the sofa.
上記のような問題が出たとき、最初の「Where」が聞こえればどこで買ったのか答えればいいと分かります。
「Where」を聞き違えたり( C )の「 sofa 」につられたりすると間違った答えを選んでしまいます。
正解は( A )です。
主語
基本的に平叙文(単に情報を伝える文のこと)は主語が最初に来ます。
I play soccer.
She writes a novel.
誰が、何が、が分かると放送されている会話やナレーションをイメージしやすくなります。
答えの選択肢が印刷されている Part3 と 4 は会話の放送が始まる前にざっと選択肢に目を通しちゃいましょう。
さらにイメージが湧きやすくなりますよ。
動詞を見つける
TOEIC リーディングセクションは時間も気にしなくてはなりませんよね。
100問を 75分以内に解答するのです。
穴埋め問題の Part5 と 6 は答えの選択肢や抜けている部分の前後を見ると解ける問題があります。
一問一問すべての文を訳しながら読んでいてはマークシートを最後まで埋めることはできません。
文章を完全に理解していなくても答えが出せる問題もあるのです。
文章をある程度読まなければならない問題は「動詞」を見つけるように文を読むと理解しやすくなります。
TOEIC の時だけではなく、英語の文章を読むときは「動詞」を意識してみてください。
動詞を見つけると文章の構成が分かりやすくなります。
頭の中で意味を組み立てやすいです。
現在、過去、未来などの時制も分かります。
The police caught the thief yesterday.
短い文であれば動詞は探しやすいですよね。
Lawyers representing the lumber merchants have submitted documents.
Hundreds of thousands of people around the world have already seen the movie.
主語の部分が長めになると迷ってしまうことがあります。
主語の詳細部分は軽く目を通すだけにして動詞をチェックポイントとして見ます。
英語の文章は必ず前から訳します。
後ろから訳そうとすると目が行ったり来たりするので混乱します。
どこまで読んだのか分からなくなります。
時間もかかります。
I know the man who works in a hospital.
(私は知ってるこの男性働いている病院で)
おかしな日本語ではありますが自分が意味を理解するには十分です。
まとめ
英語の経験が増える、英語力が上がれば自然と聞こえてくる英語が多くなります。
TOEIC は 10 ~ 990点という大きな幅があります。
様々なレベルの人たちが受けるテストなので難しく感じてしまうことがあります。
知らない単語、聞こえない言葉が出てきても、なんとなく全体のイメージがとれるよう読む、聞くポイントを意識して TOEICテストに役立ててみてください。