日本に住んでいても様々な国の文化や慣習、食べ物などを知ることができますよね。
ファッションや、コスメ、料理など私たちの日常に溶け込んでいるものがあります。
英語だけではなく、いろんな国々から取り入れた言葉を私たちは日本語に対応させて使っています。
同じように日本語も英語圏に行けば英語の単語のように使われていますね。
英語になった日本語はどのように使われているのでしょうか?
まとめてみました。
発音は英語のアクセント
日本語に英語の強弱がつきます。
英単語を発音するときは強く読むところがありますよね。
日本語も英語の発音のように、そうなります。
英語発音になった日本語
東京 :Tokyo(トゥキヨゥ)
大阪 :Osaka(オゥサカ)
スシ :Sushi(スゥシィ)
折り紙:Origami(オゥリガァミィ)
英会話スクールに通っている頃、英語ネイティブ講師に言ったことがあります。
「日本語を英語のアクセントにするのって難しい。」
英会話の先生は、
「日本語なんだから日本語の発音のままでいいんだよ。」
そう言ってくれました。
日本語の発音を知っている英会話の先生のような人なら、英語の中に完全な日本語を混ぜて話しても分かってくれるかもしれません。
ですが、英語と日本語はリズムが違います。
英語の中に突然日本語を入れるのはちょっと発音が難しいかなと思います。
なので、日本語に英語のアクセント、強弱をつけたほうが相手には聞きやすいんだろうな、とは思います。
音が変わる日本語
絵文字 :Emoji(イモゥジィ)
日本酒 :Sake(サァキィ)
空手 :Karate(カラァティ)
カラオケ:Karaoke(キャラオゥキィ)
日本語も英語をカタカナ読みするように、英語にも日本語の英語読みがあります。
英語方式になった日本語
英語で日本語を使う時には英単語と同じように使います。
名詞の複数形には「 s 」がつく
日本語は1匹の猫がいても”猫”です。
猫が3匹になっても”猫”ですよね。
日本語として使っている英語もそのように使っていますね。
例えば、
何本ペンを持っていようが「ペン持ってるよ。」です。
「ペンズ持ってるよ。」とは言いません。
ご存知の通り、英語の名詞には単数形と複数形があります。
英単語になった日本語も複数形に変化します。
着物:(単)Kimono、 (複)Kimonos
布団:(単) Futon、 (複)Futons
忍者:(単) Ninja、 (複)Ninjas
侍 :(単) Samurai、(複)Samurais
補足的名詞がつく
椎茸 :Shiitake mushroom
大根 :Daikon radish
畳 :Tatami mat
ラーメン:Ramen noodle
ちょっと違うかもしれませんが、日本語にもたくさんの和製英語がありますね。
番外編
幕府:Shogunate
例)徳川幕府 the Tokugawa shogunate
まとめ
私たちは外国語を日本語風に直して取り入れています。
英語圏でも日本語が英語として使われています。
私たちが日本語に合うように英語を使うように、
日本語も英語として使われます。
もともと日本語なのだから日本語発音で伝えてもいいのでしょう。
英単語として馴染んでしまったものは、もしかしたらそれが日本語であることは知らないかもしれません。
私は日本語を英語で使う場合、英語訳を付け加えて話すことが多いかもしれません。
”Shinkansen, bullet trains” とか、
“Ukiyo-e, Japanese woodblock prints”などです。
“Shinkansen” と言って通じない時と、逆に”Bullet trains” と言ったら通じないこともあるのでどちらも言っています。
もしくは、相手の表情を見て補足したりしています。
日本語の言葉が相手に伝わらない時はその時こそチャンスです!
どのように伝えたら相手が分かるのか考える機会が得られるからです。
そして新しい知識と意外な発見にきっと出会えるのです。
言葉はおもしろいですね。