単語の丸暗記は使えない?英語力を上げたいのなら数だけじゃムリです

単語ってどうやって覚えていますか?
毎日決めた数を覚えるようにしている。
書きながら覚えてる。
壁に貼って目についたときに読むようにしている。
私はすぐ忘れてしまう人なので、記憶力がいい人は羨ましいです。
そんな私でも以前、英検準1級を受けるために毎日約20個ぐらいずつ覚えることを目標としていたことがありました。
でもある日、気が付いたことがありました。
この単語どう使うの?
語彙力ももちろん必要なので、知っているに越したことはありません。
でも、単語を知っている”だけ”で使えないのであれば、分かっているのではなくて”見たことがある、聞いたことがあるだけの単語”なのだと思います。
せっかく単語を覚えたのなら、表現の仕方だって知りたいですよね。
・ 例文を見る
・ 自分で文を作ってみる
発音を確認する
単語帳だけを見て覚えていると音を聞くことを忘れがちです。
出来れば音声ありで発音を聞きたいです。音を出せない状況の時はせめて発音記号を見るようにします。
発音を知らなければ文章でその単語が出てきたときは読めるかもしれませんが、話したり聞いたりすることはできません。
英語の単語には強く発音する部分があります。
同じ単語でも名詞で使うときと、動詞で使うときの強く読む部分が違うことがあります。
和製英語やカタカナ英語で使われている読み方は英語とは違うことを知ります。
私は発音を確認することをしてこなかったために、すでに知っている単語のはずが今さら発音が間違っていたことに気づく単語が次から次へと出てきます。
例文を見る
紹介されている英文をざっと確認します。
どのようにその単語が使われるのか知るためです。
名詞には数えられる名詞(可算名詞)、数えられない名詞(不可算名詞)があります。
いくつかの意味を持つ単語があります。
動詞には自動詞、他動詞があります。

自動詞、他動詞についてはまぎらわしい動詞を暗記する語呂合わせを紹介しているサイトなどがあります。
テストなどでどうしても必要な人は語呂合わせで覚えるのもいいと思いますが、自動詞、他動詞は動詞を知るたびに必要です。これから何度も向き合うことになります。テキスト、サイトなどで説明されている見分け方を参考にしつつ、実際に使っていくことで覚えていきます。
自分で文を作ってみる
覚える単語を使って自分で文を考えます。
あまり難しく考えないで単純な文でもOKとしましょう。
そして実際にその単語を会話の中で話してみます。
自分が新しい単語を使って表現することによって、うろ覚えの単語が使える単語に変わっていきます。
まとめ
英語には日本語と違うルールがあるので、新しい単語を覚えるのはちょっとひと手間必要かもしれません。
でも日本語でも常に新しい言葉に出会い、普段使っています。
日本語でも英語でも使わない言葉は忘れます。
逆に使い慣れている言葉は単語を使う上で必要なルールなど気にせず話しているのです。
数だけを気にして単語を覚えるより、自分が話したい会話に必要な単語を知れば自然と使える単語が増えていくものだと思います。