テレビなどを見ていると新しい言葉や流行言葉のようなものがどんどん使われています。
新たなカタカナがたくさんでてきます。
本を読んでいてもこれってどんな意味?と思う難しいカタカナに出会ったりします。
外国語を日本語の発音にして使っているのでカタカナはオリジナルの発音とは違うものになっています。
カタカナってけっこう難しいです。
例えば映画のタイトル。
英語の原題をそのままカタカナ読みにして、何のことなのか分からなくなっている日本語の題名を見かけます。
例えば「The Lord of the Rings」、
日本語のタイトルは「ロード・オブ・ザ・リング」。
私は長い間「ロード」を「道」だと思っていました。
本を読んでいて「???」と思ってしまう、どうしても慣れないのは「メーン」です。
「メーン」???
「麺」???
など一瞬戸惑いますが「 main 」、「主な」の意味なのですね。
カタカナ、難易度が高いですね。
気をつけよう、カタカナ発音
インターネット関連などはカタカナが溢れています。
スマートフォンや SNS は話題としてもよく使われます。
英語でそれらの言葉を発音するときはカタカナにならないよう意識するのを忘れずに。
カタカナの発音に近いものもありますが、大きくちがう言葉もあります。
カタカナ:ツイッター
英語:トゥイタァ
日本語では「ツ・イッ・ター」とそれぞれの文字をはっきりと発音します。
「 T 」の発音が日本語の発音にないので、まったく別物になってしまいます。
「ツ」とはっきりと音を出すのではなく、上の前歯の裏側に舌の先を軽く当てて息を吐くように「t」を発音します。
「 t 」の発音がうまくなると、英語の発音が上達したように感じますよ。
YouTube
カタカナ:ユーチューブ
英語:ユゥトゥーブ
YouTubeにも「 t 」があります。
「チューブ」ではありません。
「トゥーブ」です。
「 t 」の発音をすると「チュゥ」にはなりません。
Internet
カタカナ:インターネット
英語:インタァネッ
日本語でははっきりとそれぞれの文字を発音します。
英語では「イン」を強く発音します。
「インタァネッ」と一気に繋げて発音します。
Virus
カタカナ:ウイルス
英語:ヴァイルス
単語が「ウイルス」とは読めないので単語を見れば英語の発音を気にして言うことができそうですね。
お酒の vodka(ヴォッカァ)がカタカナ発音では「ウオッカ」ですね。
@
カタカナ:アットマーク
英語:アットサイン
@ は場所につける「at」です。
email のアドレスを伝えるときはただ「アット」と言います。
英語ではありません
カタカナには和製英語も含まれます。
普段、自然に使い慣れているので和製英語が英語ではなくてもなんだかピンときません。
英語での会話で和製英語を英語っぽく発音して使ってしまうことが私はあります。
話している相手の表情を見て「あれ?何か通じてないかも。」と気がついたりします。
コンセント
電気機器を使うためにプラグを差し込む「コンセント」です。
英語:socket 、outlet
ペットボトル
英語:plastic bottle
ペットボトルの水を買いたいときは bottled water です。
海外では炭酸水が普通の水よりも目立って置いてあるところもあります。
普通の水は still、炭酸水には sparkling と書かれています。
食料品の買い物などで使うレジ袋、ビニール袋は plastic bag です。
紙袋のお店では paper bag です。
その他:短縮されたカタカナ
英語でも短縮された言葉はありますが、日本語の略し方と違います。
英語を日本語用に短縮したカタカナは和製英語です。
日本語:パソコン
英語:PC、laptop、computer
日本語:スマホ、(携帯電話)
英語:smartphone、iPhone、mobile phone、cell phone
日本語:アプリ
英語:app
日本語:サプリ
英語:supplement
まとめ
外国語がどんどんカタカナになって日本語として使われています。
カタカナで書かれた言葉の意味が分からずに日本語(?)なのに「???」ということもあります。
新しい英単語を覚えるとき、すでにカタカナで使われている言葉であれば覚えやすいということがありますが、発音には注意です。
短縮された言葉、カタカナの長音(ー:伸ばすところ)、は特に気にしてみたいですね。
英語とカタカナが似たようでも、意味が少し違うもの、使い方が若干変わるものも存在します。
日本語の学習も、外国語の学習も、学習に終わりはありませんね。
