宗教というものがあります。
いくつかすぐに思い浮かぶ宗教があると思います。
日本で「宗教」と聞くとその言葉を聞いただけで「えっ・・・?」とあまりいい感情をもたない人もいるかもしれません。
考え方は人それぞれであり、自由です。
でも、「宗教」という言葉がとても狭く少し偏って使われている場合があると個人的には感じることがあります。
自分が意識をしていなくても、私たちは多かれ少なかれ宗教と関わっています。
歴史や文化を知る上でも欠かせないものです。
少し宗教に興味を持つだけで、英語学習はもちろん、旅行、ニュース、映画やドラマはもっともっとおもしろくなりますよ。
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宗教をなぜ知るのか?
信仰心は時代により変わってきているでしょう。
国によっても個々の環境や背景によっても関わり方はそれぞれです。
国、地域、団体、社会、家族など何らかに影響され私たちは生きています。
宗教的な儀式を重んじて行う人もいるし、信仰心云々ではなくて行事として楽しく参加する人もいます。
積極的に宗教に関わっていても、関わっていなくても国の文化や慣習と宗教には歴史があります。
日本には民族信仰として「神道」があります。
子供の頃に「神道」そのものを勉強したわけではなくても山や海など自然に畏敬の念を抱き、あらゆる場所、物に何かが宿っていると感じる日本人は多いのではないでしょうか。
自然の中に溶け込む鳥居やしめ縄の景色を見て育ってきた私たちには違和感がない風景かもしれません。
神道は宗教です。
それぞれの宗教を知るということは国の文化や慣習を理解する助けとなります。
飛行機や船で海外へ行くことは難しくはない時代です。
インターネットのおかげでさらに世界は近くなりました。
様々な人たちと交流ができる時代です。
お互いの考えを話し、共有し、文化を尊重しあうのにも宗教を知ることは基礎になる一部だと思うのです。
世界の宗教
「宗教」と言っても世界には本当にたくさんの宗教が存在します。
一度インターネットで検索をしてみてください。
宗教の中にも宗派があります。
日本には「神道」があると先述しました。
6世紀に「仏教」が入ってきました。
インドのお釈迦様が始めた「仏教」ですが、日本の「仏教」とはまた違いますね。
インドではたくさんの宗教があります。
「ヒンドゥー教」のシヴァ神や頭が象のガネーシャを見たことがあると思います。
「神道」は日本の民族宗教と言われますが、「ユダヤ教」はユダヤ人の民族宗教です。
アダムとイブの話は知っているでしょう。
詳しくはなくてもノアの箱舟など聞いたことがありませんか?
これらの物語はユダヤ教聖書に書かれている一部です。
ユダヤ教聖書はキリスト教の聖書にもなっています。
キリスト教からは旧約聖書と呼ばれています。
キリスト教はユダヤ教から派生しました。
ユダヤ教、キリスト教の影響を受けているもう一つの宗教はイスラム教です。
宗教で大きな違いがあるうちのひとつは、一神教か多神教かです。
文字通り、ひとつの神を信仰するか、たくさんの神を信じるか、です。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は同じ流れを持ちながらもそれぞれの唯一の神を信仰しています。
宗教を知るには
なんとなく興味がわいてきたけど何をどうしていいのか分からない。
そんな時は、とりあえず Googleさんに聞いてみましょう。
インターネットで検索します。
「世界の宗教」
「日本の宗教」
「仏教」
「キリスト教」
気になった言葉で検索してみます。
百科事典のようなもの、個人のブログや団体の公式ホームページなど基本的な情報を知ることができます。
知識を深めるには本を読んでみてはどうですか?
自分がもっと知りたいな、と思うものから読んでみてはどうでしょうか。
歴史小説を読んでみるのもいいですね。
古代ローマに興味があるのなら塩野七生氏の本をおすすめします。
遠藤周作さんの「沈黙」は一度読んでもらいたいなと思う本です。
江戸時代のキリシタンの小説です。
まとめ
宗教を少しだけでも知ることで、他国の文化を知る、理解することに役立ちます。
外国語を学習しているのなら、文法やスペルを覚えるだけでは外国語の習得に不十分なところがあると気がつくと思います。
他国の文化、宗教、歴史を知ることで自分の言葉として使うことに深みが出てくるのだと思います。
海外旅行先で訪れた歴史的建造物や美術館の絵画の見方も変わります。
歴史映画で使われている装飾品や登場人物の仕草やセリフの意味など詳細な部分まで楽しめるようになります。
聞き流していたニュースも世界を考えるきっかけへと変わることがあります。
他国と自国の宗教を知ることで、自分の国のことを知るだけでは気づかなかった部分が見えてくるのだと思います。