知れば知るほど英会話の幅が広がって楽しい英文法。
知れば知るほど混乱する英文法。
私自身がきちんと理解していないだけなのですが、学習に終わりはありません。
うろ覚えで使ってみた文法、よく理解しないまま使ってしまった文法。
間違いを気にして話せなくなってしまっては元も子もありません。
英会話レッスンでは話して、間違って、気が付いて、の繰り返しです。
今回は間違えやすい文法と勘違いしやすい文法をまとめました。
不定詞と動名詞
動詞のあとに to 不定詞( to do )をつける、動詞のあとに ing 動名詞( doing )をつけるかで意味が変わってしまうものがあります。
remember
I remember to take medicines.
薬を飲むことを覚えている。
「忘れないで薬を飲む。」
定期的、日常的に行うことや未来について話しています。
I remember taking medicines.
薬を飲んだことを覚えている。
「ちゃんと薬飲んだよ。」
実際に行ったことについて話しています。
forget
Don’t forget to buy a carton of milk.
牛乳買うことを忘れないで。
「牛乳もうないから、牛乳買ってきて。」
牛乳を買いに行くことを忘れないように、これから先のこと、未来のことを言っています。
a carton は1パックのことです。
スーパーに売っている要冷蔵の牛乳パックです。
I forgot to lock the door.
ドアの鍵をかけるのを忘れた。
「鍵かけてない!」
鍵をかけていないことに気が付きました。
to の後の動作 lock the door をやっていません。
I’ll never forget visiting Alaska last year.
去年アラスカに訪れたことは一生忘れない。
「去年行ったアラスカ旅行は素晴らしかった!あの旅は絶対忘れない!」
visiting Alaska は実際にアラスカに訪れたことです。
stop
I stopped to buy some ice cream.
アイスクリームを買うために立ち止まった。
「街を散策していたらアイスクリーム屋さんを発見!アイスクリーム食べよっ!」
行っていた動作を止めて、何かをする。
歩いていた → 立ち止まった → アイスを買う
I stopped buying some ice cream.
アイスクリームを買うことをやめた。
「ダイエットしたいからアイスクリーム買うのやめた!」
stop drinking alcohol お酒飲むのやめる
stop の後の doing をやめます。
like
like は不定詞と動名詞どちらでも意味がほとんど変わりません。
I like to watch YouTube videos.
I like watching YouTube videos.
YouTube動画を見るのが好きです。
too 〇〇〇 to do
not などの否定の言葉を使わずに「できない」ということが表現できます。
会社でいつものように会議資料が配られた。
用紙を見ると・・・。
文字、ちっちゃ!
これ、読めません・・・。
The letters and charts are too small to read.
文字やグラフが小さすぎて読めません。
too + 形容詞・副詞 + to 不定詞
「~すぎて~できない」になります。
The t-shirt is too small for me to wear.
このTシャツ小さすぎて着られない。
The box is too heavy to carry.
この箱は重すぎて運べない。
excited と exciting
感情を表すときに間違えやすい excited と exciting。
簡単な単語なので弾みで間違った文法を使って言ってしまうことが私はあります。
エキサイティングは日本語でも使うことがあるので「エキサイティング」が口から出やすいです。
I’m excited to see you.
会えるのが楽しみだ!
私(人)が楽しみにしていることを伝えるには excited を使います。
excite は「~を興奮させる」という意味なのでワクワクさせられる私は受身です。
「私をワクワクさせる」となり受身の excited を使います。
I went skiing yesterday. It was really exciting!
昨日スキー行ってきたけど、すごく楽しかったよ!
スキーに行ってきたこと、スキーをしたことが興奮させるようなことなので exciting です。
まとめ
英会話の講師ではなくても英語を学習している人であれば、間違えやすい、勘違いしやすい部分はきっと分かってくれるでしょう。
会話中に間違った文法で話してしまったとしても、会話の流れで気が付いてくれるはずです。
間違ったことは記憶に残りやすいです。
間違っても恥ずかしがらずに笑いとばして、どんどん活用していきましょう!
会話の中で使えば使うほど口からスムーズに出てくるようになりますよ。