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英語学習をしている人の中には旅行好きの人もいるでしょう。
誰と行きますか?
どこへ行きますか?
どんな目的で旅をしますか?
国内旅行?
海外旅行?
旅には全てが詰まっていると思うのです。
全てとは、
計画、
予想、
準備、
決断、
直感、
臨機応変、
対応、
順応、
書き出せないぐらいまだまだあります。
その上、人との交流や実際に体験することで心を動かす感動があることでしょう。
スマホに入った地図アプリや交通情報アプリのおかげで、どこへ行くにも容易になりました。
さて、次はどこへ行きましょうか?
間宮林蔵
「間宮海峡」と呼ぶ場所があります。
他の国では「タタール海峡」と呼ぶそうです。
樺太とロシアの間の海峡です。
なぜ、間宮海峡と呼ぶのか?
樺太は島なのか、半島なのか分からなかった時代に、間宮林蔵が樺太を島と確認したからです。
間宮林蔵さんは現在の北海道を測量した江戸時代に生きた人物です。
江戸時代の測量と聞けば、伊能忠敬の名前を思い浮かべる人もいるでしょう。
この本の中でも登場します。
旅が好きな人なら、何度も経験したことがあると思います。
旅行先(間宮林蔵の話と旅行を比べられるものではないですが)でのトラブル。
トラブルとは思わなくても、予想外、計画外のことは当たり前に発生します。
右も左も分からない。
言葉は分からない。
何が起こっているのかすら把握できないとき。
楽しい思い出を作ろうと行く旅行でさえ、不安に飲み込まれてしまいそうな時があります。
もしかしたら恐怖を体験することもあるかもしれません。
江戸時代に、未開の地へ、間宮林蔵は行くのです。
読みながら、間宮林蔵に何度も心の中で叫びました。
驚愕せずにはいられません。
著者の吉村昭さんはどの作品も描写が綿密です。
自分もその場所にいるかのように、その世界に入り込むことができるほどです。
壮絶な間宮林蔵の物語をじっくり読んでみてください。
旅が好きな人、多いと思うのです。
自分の旅のスタイルから自分の限界のラインを知ることができるかもしれません。
自分がどこに、何に引っ掛かりを感じるのか書き出してみてはどうでしょうか?
苦手なものや未体験に対する不安。
やってみたい、行ってみたい所の前に突破しなければならない「イヤ」なこと。
それが回避できたり、容易にすることができれば、きっと、また自分の世界が広がります。
苦手だと思い込んでいただけだと、気がつくこともあるでしょう。
私たちにはたくさんのツールが用意されています。
そのツールは人かもしれないし、道具かもしれません。
情報の場合もあります。
どうでしょう?
ワクワクしてきましたか?
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